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はるかなマスコミ界

 マスコミに就職活動をしている学生(記者志望)と話をした。まだ目がきらきらしていて、マスコミに幻想を抱いているようだった。われわれの時代は沢木耕太郎とか本田靖春のような、何となく憧れてしまう、ルポライターがロールモデルになったものだが、今の学生にそういう人っているのだろうか。あまり具体的にこれという人名が出てこないのが気になった。

 その代わりやけに業界の内部事情に詳しい。給与とか福利厚生とか。私なんか初任給もらって初めて給与の額を知ったくらいだったが。あとインターネットで変わるこの業界の未来図とか。そんなこと、僕の時代は考えたこともなかったけど、時代の流れなのかなあ。ではなおさら、そんなしっかりした学生たちが何でこんな不透明な時代にマスコミを目指すのだろう。

 マスコミは相変わらず狭き門で、学生にとっては憧れの的らしい。春だめだった人は秋採用を目指し、それでもだめなら留年するそうだ。しかし、こういうクラシックな形でマスコミが残っているのは、長くてもあと10年ほどではないか。沈没寸前の船なのに、なかなか学生たちの幻想は解けないのだな。いま、本質的にクリエイティブな人間は大手マスコミには行かないのではないか、とだけ言っておいた。

 僕の頭の中では、ある有名な歌が鳴り響いていた。若い人はこの歌さえ知らないのかもしれないが。

※ゴダイゴのガンダーラのメロディで

そこにいけば どんな夢も かなうと言うよ
誰もみな行きたがるが はるかな世界
その国の名は マスコミ
何処かにある ユートピア
どうしたら行けるのだろう 教えてほしい

出版社~ 新聞社~ 民放、NHK~
マスコミ~マスコミ~
愛の国マスコミ~♪

生きることの 苦しみさえ
消えるというよ(それくらい激務)
旅だった人(あの世に)はいるが シャレにならない
自由なその マスコミ
素晴らしい ユートピア
心の中に生きる
幻なのか~♪

(ハイ、幻です。鬱になったOBも訪問するといいかもね)


なかのひと

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Comments

著名なコピーライターが電通出身とかあるじゃないですか。
中身が委託であっても看板だけでも「電通出身の~」とか、作詞作曲・浜崎あゆみとか~
判断基準が無い消費者や顧客には、評価しようが無い中身・実力よりネームバリュー信仰は強いっすよ。
人脈構築や見せるためのキャリアを重視するのは、
まだまだ日本が選ばれる・使われる場合もブランド志向なんだと思いますよ。

Posted by: ト | July 17, 2008 at 01:21 PM

http://www.doblog.com/weblog/myblog/17090/2615655#2615655

「突然「アンパンマンの歌」を歌いだした時は
「大丈夫か!?」と思ったものの…。歌詞を聴いて思わずうなってしまった。
【以下、転載】
 なんのために 生まれて
 なにをして 生きるのか
 こたえられない なんて
 そんなのは いやだ!

これ、そのまんま核心に触れている。」

Posted by: とおりすがり | July 18, 2008 at 08:01 AM

http://slashdot.jp/comments.pl?sid=365874&cid=1179347

これのおかげで、最近はドラ○もんの歌を聞くと悲しくなるんですよね。orz

Posted by: とうりすがり | July 19, 2008 at 10:34 AM

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